多くのプロダクトを扱う組織では、当然Redmine上のプロジェクトも多くなる。そうなると、Redmineで管理したい項目もプロジェクトによって、いろいろ異なってくるものだ。(もちろん組織標準を決めて、プロジェクトがそれに従うという文化もあるかもしれないけど。普通はそう簡単にはいかないでしょう。)
Redmineでは、カスタムフィールドを追加し、プロジェクトごとに採用するカスタムフィールドを決めることは、比較的容易にできる。けれど、だからといっていちいち様々なプロジェクトの要望通りにカスタムフィールドを追加していたのではきりがないし、似たフィールドや、意味不明なもの、プロジェクトの気が変わって使われないものまで出てくることでしょう。
なので、カスタムフィールドは、すべてのプロジェクトで共通に使うようなものやプロジェクトデータの計測に有益なものに、本当に最小限にとどめて、それ以外はプロジェクトの必要に応じてプロジェクトの管理下で定義するのが良い落としどころとなる。
これは、チケット編集時に説明欄にテンプレートを表示する機能を付加し、かつ、そのテンプレートがプロジェクトごとにカスタマイズ可能になっていることで実現できる。
<機能>
- プロジェクトごと、トラッカーごとに、チケット編集時に表示するテンプレートをカスタマイズできるようにする。
- 「Tenplate-トラッカー名」の名称でカスタムフィールド(プロジェクト)がある時に、その値をそのプロジェクトのトラッカーのテンプレートとする。
<Redmineでの設定>
- カスタムフィールド(プロジェクト)に「Tenplate-トラッカー名」の名称でカスタムフィールドを作成する。
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